【外来通院がん患者の「外見変化」に対する意識調査】
川崎市立井田病院 西智弘
長野保健医療大学 大町かおり
一般社団法人日本臨床化粧療法士協会 河村しおり・井上美雪
一般社団法人プラスケアのinstagramより
″日本緩和医療学会に、暮らしの保健室で化粧外来を開設している河村さんの研究が展示されています。
外来31名に対する「外見変化」に対するニーズ調査。
女性の方が外見変化が気になるという項目は多かったが、男性の方が外見変化によって外出機会が減少した。
アピアランスケアは女性も男性も等しく重要である。
河村さんの「化粧やスキンケアの効果を調べたい」という発案に、長野保健医療大学、井田病院が協力した研究というところも面白い。
イギリスのマギーズも、ケアの質を高めるため検証研究をしている。暮らしの保健室も、それにならって研究・発表すべきですね。″
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写真左/川崎市立井田病院 西智弘先生
パシフィコ横浜にて、2日間に渡り、開催されました第24回日本緩和医療学会学術大会。
演題発表をさせていただきました。
まず、我々の研究調査にご協力いただきました患者様に、この場を借りて、心より感謝申し上げます。
今回は、介入前の予備調査の発表となりました。
具体的な内容は、上記引用の通りです。
大変ありがたいことに、優秀演題にノミネートされ、1日目は西先生による口演発表がありました。
患者当事者のみならず、緩和ケアに携わる医療従事者の皆様のアピアランスケアに対する関心の高さを改めて感じました。
臨床化粧療法の啓蒙により、より確かで、本質的なアピアランスケアが一人でも多くの患者様に届きますように。
この結果をもとに、更なる研鑽に努めて参ります。
今回の研究にご賛同、ご協力いただいております、長野保健医療大学の大町教授、川崎市立井田病院の西先生に改めて深く御礼申し上げます。
一般社団法人日本臨床化粧療法士協会
代表理事 河村しおり